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国語の勉強法について


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 まず8年前の自分が書いた国語の勉強法のメモをそのまま掲載し、その後現在の視点からコメントをします。

理2現役合格時のメモ

 中学時代は学校の国語の先生に助動詞の活用暗記をさせられました。(白紙の活用表を埋める。)これでかなり力ついたと思います。活用をちゃんと暗記できてないと思ったら、まずはここから始めると良いでしょう。
 高1の頃は、活用の識別を学ぶために『NEW望月古典文法講義の実況中継 上 』『NEW望月古典文法講義の実況中継 下 』をやりました。
古文単語は『古文単語ゴロ565 増補改訂版―大学入試 ゴロで覚える 』を。巻末のまとめが役に立ちます。
漢文基礎は『田中雄二の漢文早覚え速答法―試験で点がとれる (大学受験V BOOKS) 』あと、漢文の運用力つけるには『漢文道場 入門から実戦まで 』やるといいです。
 高2。古文の演習として、『古文上達 読解と演習56 』やってました。この頃は理科とか数学に力をいれていたので、分量は少な目です。
 高3。演習したかったので『得点奪取古文―記述対策 (河合塾SERIES) 』と『得点奪取漢文―記述対策 (河合塾SERIES) 』。あとZ会とってました。
模試の復習はちゃんとやると力がつきます。受験期には文法の復習をやりました。

 現代文は、僕は全体を通してあまり対策をしませんでしたが、やはりZ会を取っておくと安心でしょうか。また、日頃から本を読んでおくと、速読力が付くと思います。

 それと、センター対策はきちんとしておいた方がいいです。東大の国語で点が取れたので巻き返せましたが、センター国語が132点だった時は焦りました。やはり、マーク式のセンターと記述式の二次は別物です。各社から出されているセンター用問題集を数冊こなした後、過去問を解きまくりましょう。

*受験生活の終盤に知ったのですが、『2010年度用 鉄緑会東大古典問題集 資料・問題篇/解答篇 2000-2009 』は古文単語と漢文の文法の解説がしっかりしていて、(特に古文単語は単語帳代わりに使えるレベル)
値段は張りますが中学生や高1時など早いうちに持っておくといいんじゃないかと思います。

現在の視点から

(注:以下の文章は、自分が一から、センター試験のある大学受験で東大理1・理2を目指すならという前提で書いています。センター試験から大学入学共通テストに移行するに従い、若干実態と内容にズレが生じてくると思うので、各自補正してください。医学科受験に応用する場合は、大学によって国語の難易度は違うと思うので、大学の入試問題に合ったレベルの参考書で止めておくと良いと思います。個人の意見なので、取り入れる場合は自己責任で勉強に活かしていただければと存じます。)

 

[現代文]

最終的に自分は、現代文の理論立った対策法が分かる域には到達しませんでした(一応、現代文でもだいたい半分以上は取れるのですが)。古文・漢文をキッチリ勉強してそこで点を稼ぐ方針ででした。
ただ、漢字問題は満点を取りたいので、漢検2級の問題集をやっておくと良いと思います。

それ以外は、センター対策本や、センターの過去問を繰り返し解くのが結局のところ一番良い対策になるんじゃないかな、と思います。

[古文]

早い段階(高1夏休みくらいまで)に古典の助動詞の活用を空で全部書けるようにすることが重要です。これを出来るようにしておくかどうかで、その後の勉強効率が大きく変わります。
その後、『望月古典文法講義の実況中継』をやり、何でも良いので古文単語帳を1冊覚えましょう(自分は古文単語565を使いました)。

さらに点が取りたい場合は、『古文上達』がありますが、時間がない場合はここまでやったら過去問演習を始めるのもアリだと思います。

[漢文]

高校1年のときに『漢文早覚え即答法』をやっておくと良いと思います。

もっと点を取りたい場合は『漢文道場』がありますが、時間がない場合はここまでやったら過去問演習を始めるのもアリだと思います。

[その他:記述問題がある場合について]

総じて、受験先で国語の記述問題が出題されて気になる場合はZ会の添削を検討してみると良いかもしれません。
古文・漢文については東大を受ける場合は鉄緑会から詳細な解説のついた問題集が発売されているのでそれもお勧めです。

現役で東大を受験した時には国語は50点台(/80点満点)でしたが、現代文に関しては何が功を奏したのかは今でも謎です(文字小さめ、本文の用語を結構使う方針でギリギリまで解答欄を埋めていましたが、本当にその方法が良いのかは謎です)。