にほんブログ村 受験ブログへ にほんブログ村 大学生日記ブログへ←ブログランキング参加中なので、もしよろしければ一票を!

再受験生が大学に合格したら? 入学前にすべきこと!


スポンサーリンク

 合格発表のシーズンですね……合格された方、おめでとうございます!
 さて、合格を喜んでいるのもつかの間、再受験生は合格後しなければならないことが非常に多いです。ということで、自分が合格後したことで特に意識したことをまとめました。

①大学の学務課に連絡し、単位認定に必要なものを聞く
②日本支援機構は人的保証で行くか機関保証にするかを予め決断しておく
③大学の入学前諸手続きをしっかりと完了させておく
④(今住んでいるところから通えない場合)新たに住むところを探す、今住んでいるところを引き払う
⑤(仕事をしていたが、入学に際し退職しなければならない場合)退職までの流れを考える

以下、それぞれについて詳しく解説していきます。
これから受験をされる方も、合格後しなければならないことは事前に知っておいた方が良いと思うので、ぜひお読みください!
(2019年3月8日現在の情報に基づいた記事です。実行は自己責任でお願いします。また当然、各々の状況に応じて①〜⑤以外にしなければならないことはあり得ます)

①大学の学務課に連絡し、単位認定に必要なものを聞く

 これ結構重要です。単位認定がちゃんと完了するか否かで、1〜2年次にバイトができる余裕が大きく変動してきます。
「まぁ、大学教養科目とか試験受ければ通る自信あるし……」と思ったそこのあなた!最近の大学では出席が単位取得要件の一つになっていることが多く、大学によっては2/3以上の出席がないと問答無用で不可になる場合があります。その場合、その時間大学にいることを強制されてしまうので、自由な時間に大きく差がつきます。単位認定できる場合は必ず完了させましょう。
 さて、単位認定に必要なものですが、基本的には成績証明証が必ず必要になります。そして、だいたいの大学では「自分が履修した科目のシラバスの写し」も必要になってくることが多いです。成績証明証はともかく、シラバスの写しを入学してから手に入れようとすると非常に大変です(自分の出身大学は、成績証明証は郵送してくれましたが、シラバスの写しは出身大学の学務課に行って自分でコピーしなければならない、という感じでした)。また、認定の申請書類も入学直後の4月のどたばたした時期では作りにくいことも多いです。
 大学によって、他に必要なものがある場合がありますし、一方でシラバスの写しがいらないところももしかしたらあるかもしれませんので、必ず早めに必要なものを入学予定の学務課に確認しましょう!

 

②日本支援機構は人的保証で行くか機関保証にするかを予め決断しておく

 貯金が十分にある再受験生を除けば、だいたいの人が日本学生支援機構奨学金を借りることになると思います。この際、保証人がいらない機関保証という制度があるのですが、この保証料は(個人的な目線では)非常に高いです(例えば第2種12万を6年間借りる場合、月に6272円取られます。時給1000円のバイトに換算して6.3時間分の差が月に生じますね)。
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/seido/hosho/kikan/__icsFiles/afieldfile/2018/05/18/h30_2_daigakuinigai.pdf
 さて、一方の人的補償制度では、連帯保証人(原則として父母)と保証人(原則として「おじ・おば・兄弟姉妹等」)が必要です。
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/moshikomi/houhou/hosho_sentaku/jinteki_hosho.html
 父母でよい連帯保証人(もちろん父母の心情を考えればけして簡単、というわけではありませんが)はともかく、保証人を探すのは額が額だけになかなか難しいです。
 ただ、保証人になってくれそうな人が親戚にいれば、お茶菓子や誠意を示した手紙を添えて相談しに行った方が良いと個人的には思います。むろん、貸与総額は膨大なものとなるため、なかなか交渉は難しいです。自分は、万一自分が事故等で支援機構の負債をペイできなかった時に、連帯保証人・保証人に不安を持たせないように、自分自身に1000万円超の生命保険を掛けることで誠意を示しました(保険料を考慮しても、保証料よりは断然安かったので)。
 ただし、多額のお金、そして親戚との関係が関わることなので、最終的にどの道を選ぶかは必ず自己責任でお願いします。

 

③大学の入学前諸手続きをしっかりと完了させておく

当然といえば当然ですが、大学が公式に要求してくる書類は期日までに提出や払込をしっかり完了させておきましょう。どたばたして見落としがちなので注意。

 

④(今住んでいるところから通えない場合)新たに住むところを探す、今住んでいるところを引き払う

 これも半月程度という短い期間で行うとなると、空いた時間をきちっと使わないと難しいです。自分は大学寮が決定していたので新たに住むところを探す手間は要りませんでしたが、それでも、今住んでいるところから洗濯機などの大きな家具を処分するのはかなりギリギリになってしまいました。この時期は引越し業者・不要品回収業者ともに非常に混む期間なので、合格後極力早いうちに予約しましょう!

 

⑤(仕事をしていたが、入学に際し退職しなければならない場合)退職までの流れを考える

 退職を誰にいつ切り出すか、退職願から出すかいきなり退職届を出すか……など、考えなければならないことは多いです。
また、退職後、自分自身で確定申告をしなければならなかったり、会社以外の場所で保健証を作らなければならなかったりするので、退職後必要な書類は何か、ちゃんと調べて整理して会社の総務課に伝えましょう。


 どうでしたでしょうか? 合格後は非常に慌ただしいですが、それも過ぎれば良い思い出……になるかもしれません。入学前の最後の試練、ふんばって乗り切って行きましょう!