部活・サークルの新歓ビラの作成方法。デザインと両面カラー印刷で差を付けろ!
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3月ということで、大学に在籍されている方々は部活の新歓を意識し始めるころですね……。自分も昨年新歓隊長に任命されて大変な思いをしました。
その際、デザインソフトも画力もなかった自分がビラ作成をあまり労力を掛けずに乗り切ったノウハウを共有したいと思います!ポイントは大きく分けて3つで、
①両面カラー印刷で作成する方針にし、印刷は業者に任せる
②WordではなくPowerPointでビラを作成する
③ゾーニングを意識する
です。順に解説していきましょう。
(2019年3月12日現在の情報に基づいて作成しています。また、この記事を読んでの行動は自己責任でお願いします。内容について保証はできかねますのでご了承ください)
①両面カラー印刷で作成する方針にし、印刷は業者に任せる
他の部活・サークルが手の込んだイラストやデザインで攻めてくる中、画力やデザインセンスの無い自分のようなタイプが乗り切るには、まず「両面カラー印刷」という方針を定めましょう。いくら手が掛かっていても、「モノクロ片面」というハンデがついた状態だとそこまで映えません。そこを両面カラー印刷にすることでぶっちぎっていきましょう。
「印刷の手間がかかりそうだし、コストも高そう……」と思うかもしれませんが、「ラクスル」などの印刷業者に依頼すればコストはかなり安くなります(例:両面カラー
光沢紙300部、受付日から3営業日後に出荷で3100円(税別)(2019年3月12日現在))。
②WordではなくPowerPointでビラを作成する
さて、印刷は業者に任せるとは言っても、ビラのデータ自体は自分で作成しなければなりません。デザインソフトが無い場合、文書作成ソフトのMicrosoft Officeなどに頼ることになると思います(もしデザインソフトがあるならそれを使いましょう!(笑))。
Officeを使う際、ともするとWordでビラを作成したくなると思いますが、ここはPowerPointで作成しましょう。なぜなら、Wordだと画像や文字の挿入位置の設定が非常に面倒な一方で、パワーポイントだと簡単に画像の位置を指定できるからです。画像の挿入方法等は、プレゼン形式の講義等で触ったことがあると思うので、ここではスライドのサイズの変更方法を記します。
これで下準備は整ったので、ビラを作成していきましょう。
③ゾーニングを意識する
デザインセンスに不安があってもビラをそれっぽく作成する方法、それは「ゾーニング」です。簡単に言えば(というか自分自身もそこまで意味分かってないのですが)、「それぞれの領域が何を目的としたものなのかを明確にすること」です。
という訳で、作成例はこちら。
ビラの表には、部活の活動の様子の写真を3~5枚くらい貼り付けましょう。写真は説得力があるので、適当に張り付けても案外それっぽく見えるものです。
また、表には新入生が連絡を取りやすいように、新歓担当の連絡先を書いておくと良いでしょう。個人情報が流出する危険性があるので連絡先をどこまで書くかは難しいのですが、部・サークルの先代の例に倣うと良いかもしれません(自己責任で!)。また、連絡先にLINEについて載せると決断した場合は、LINEのマイQRコードをスマホのスクリーンショットで撮った上でパソコンに転送し、画像として挿入して載せると良いです(←これも自己責任でお願いします!)。マイQRコードを表示する方法は「LINE→友達→右上の人みたいなアイコン(友達追加)→QRコード→マイQRコード(右下)」です。これで、新入生がQRコードをLINEで読み取った場合、すぐに自分に連絡ができるような形になります。
ビラの裏には部の具体的な紹介を書きましょう。また、活動場所への案内画像は新入生が新歓に辿り着くのに必須ですので、必ず大学のWebサイトやGoogle Map等から入手し挿入しましょう。余裕があれば枠の縁取りのデザインとかを工夫したり、部を盛り立てるようなフレーズを書けるとさらに良い感じです。
なお、ビラが完成したらPowerPointの「ファイル→エクスポート→PDF/XPSの作成→(ファイルの種類をpdfに設定し、名前を付けて)保存」で、人に読んでもらいやすいpdf形式にすることができます。ラクスルに納入する際も一度PDFに変換し、自分のイメージとの差異がないか確認してからPDF形式で納入すると良いんじゃないかと思います。
いかがでしたでしょうか?新歓はやることが多くて大変ですが、まずはパパっとビラ作成を片付けて、4月に備えましょう~!