【私大版】私立大医学部医学科H24~H26入学者が留年せずに卒業・国試合格できる率を各大学ごとにまとめてみた。
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前書き
私立大学についても、平成24年度~平成26年度の医学部医学科入学者の最低修業年限での卒業率(いわゆる「ストレート卒業率」)、および擬似最短国試合格率をまとめました。(国公立版はこちら↓のリンクから)
国公立版については奨学金で大学に通うことを考えている受験生が想定していなかった留年で生活に困窮することがないように、という作成目的でした。そのため、私立医大については作成の必要性を少し考えていましたが、Twitterなどで私立医大への再受験を考えている方がいらっしゃったり、私立医大にも奨学金で通っている・通おうとする方も一部いらっしゃるだろうということから、私立医大版も作成しました。国公立大学と同様に、入学前にどの程度資金を準備すべきかということを考える際などにお使いください。
擬似最短国試合格率の計算は今までと同様に、「平成〇年度入学者の最低修業年限での卒業率」と「対応する回の国家試験合格率<新卒(修業年限超過者を含む)>」を掛け合わせて算出しています(国試合格率については現浪合わせた数値しか出ていないので"擬似"、ということです)。
各大学の最低修業年限での卒業率・擬似最短国試合格率
最低修業年限での卒業率が低い方から高い方へと並べています。
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表や計算についての細かい補足
・「H24~H26の%の平均」は、各年度の%を単純平均しています。
・H24年度入学者のデータは既に文部科学省のサイトではリンク切れのため、自分のH24年度入学者の記事
全国の私立医学部医学科の進級率(平成24年度入学者)を並べ替えてみた。 - 再受験生(20代後半。)の医学部医学科ブログ
を作成する過程で残っていたデータを改めて使用しました。
・H25年度入学者のデータは以下を参照しています。
(H25年度私立医学部入学者のデータは自分のブログでは今まで作成していませんでしたが、文部科学省のpdfを用いて1から解析しました)
・H26年度入学者のデータは以下を参照しています。
https://www.mext.go.jp/content/20200904-mxt_igaku-100001063-2.pdf
まとめ
いかがでしたでしょうか。
国公立大学でも同じことが言えますが、医学部医学科の進級については、大学と本人の暗記の能力によっては「真面目に勉強すれば留年しない」とは言い切れない大学もあるような気もします。
入学してから資金繰りで行き詰まることがないよう、資金計画は慎重に行った方が良いかもしれません(再受験の方は特に)。