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数学の勉強法について


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 8年前の自分が書いた数学の勉強法のメモをそのまま掲載し、さらにそれに現在の自分の視点からコメントします。

東大理2に現役合格した際のメモ

 数学はセンスがあるやつは解けるし無いやつには難しい、という話を良く聞きます。
僕は自分にセンスがあるとは思っていなかったので、とにかく量をこなすことを心がけました。
 有名中高一貫校は高1で高校の範囲を終わらせる、という情報を知っていたので、
『赤チャート』を1A~3Cまで高1時に全て終わらせられるように計画を立てました。
ただ、チャート式でも教科書なしでは基礎の基礎の部分が分かり辛かったりするので、その点は『これでわかる数学』でカバーしました。(自分は3・Cだけ使っていた)
 高2では、『一対一対応の演習』シリーズ、『マスター・オブ・整数』、『新数学スタンダード演習』、『微積分・基礎の極意』、『東大の理系数学25ヵ年』をやりました。
 高3ではまず『一対一対応の演習』シリーズを復習ました。
その後『新数学演習』を何週かしたあとにレベルが高すぎると思い、『ハイレベル理系数学』を繰り返すことにしました。
 結局、『ハイレベル理系数学』は7回ぐらい繰り返しました。ただ、姉妹編の『やさしい理系数学』もやっておいたほうが繋ぎが良かったかもしれない……と今では思います。

 

現在の自分の観点から

(注:以下の文章は、自分が一から、センター試験のある大学受験で東大理1・理2を目指すならという前提で書いています。センター試験から大学入学共通テストに移行するに従い、若干実態と内容にズレが生じてくると思うので、各自補正してください。医学科受験に応用する場合は、大学によって数学の難易度は違うと思うので、大学の入試問題に合ったレベルの参考書で止めておくと良いと思います。自分個人の意見なので、取り入れる場合は自己責任で勉強に活かしていただければと存じます。)

 

 昔の自分が言っているように、基礎レベルで良いので数3まで早い段階(現役生なら高校2年の夏くらいまで)全部やってしまうのが良いと思います。数3の微分積分の知識があれば数2範囲までの問題がかなり解きやすくなります(微分積分や、最大最小を求める問題など)。この際には、『青チャート』シリーズをどんどん進めると良いでしょう。

 青チャートで難しい箇所がある場合、シグマベストの『これで分かる数学シリーズ』が助けになります。

 青チャートが3まで一通り終わったら、東京出版の『1対1対応の演習』シリーズを一通りやるのが良いと思います(現役生は高2の終わりくらいまで)。この1対1対応の演習を何度も復習するのが最重要です。

 その後、『マスターオブ整数』『微積分基礎の極意』をやるのが良いかなと。

 あとは、必ずやらなければならない参考書はないので『やさしい理系数学』(内容は全くやさしくないので1対1対応の演習の復習が十分に終わってから取り組んでください)『ハイレベル理系数学』や、入試の過去問をやると良いと思います。

 

 結構、8年前の時点で記事内容が完成されている感じはありましたね。
自分がこれをベースに国立医学科(東大以外)受験の際どこまで勉強したかは、以下の記事を参照ください。統計が8年前は受験科目になかったので、その穴を埋める参考書を1冊足してる感じです(『教科書だけでは足りない大学入試7日間完成データの分析』)。

igkb.hatenablog.com